Leica&Carl Zeiss

イカカメラジャパン カスタマーサービス(ライカ銀座)にM3,M4のオーバーホール相談をしてみました(持ち込み前提)。
「1台あたり20分ほどお預かりして状態を見ます(無料)。その結果でオーバーホールなさるか判断いただきます。内訳として、分解、清掃、注油などのオーバーホール基本料金は55,000円です。光学系の調整やカビ取りなどのクリーニングはこれに含まれます。シャッター幕2枚交換で15,000円、巻き上げラチェット交換で8,400円、シャッターのブレーキシュー交換で6,000円、といったところです。カビ取りは場合によっては跡が残ります。これらの処置を施すと1台あたり合計84,400円、お預かり期間は5週間程度です(ストロボ接点など他の箇所に数百円から数千円かかる場合もあります)。」「その場でお見積もり明細を提示いたしますが、当日お預けにならない場合はそのお見積もりはキャンセルとなりお見積書をお渡しすることはできません。ただし、お客様ご自身がお見積もり内容を別紙に控えていただくことはかまいませんし、そのメモを後日お持ちいただいてこの内容でオーバーホールをお願いしたい、というお申し出をしていただいてもけっこうです。」
8万円という金額は(私にとって)安い金額ではありませんが、50年前のカメラをよみがえらせる金額としては高くはないと思います。ライカカメラジャパンだからこそオーバーホール料金を提示できるのでしょう(たいへん親切に説明してくれました)。名のあるオヤジに預けても「開けてみるまではねー」と言われますから。

後日記:ではM5のオーバーホールはどうかとの問いに(別の方の説明では)「ドイツ本国に送るので、20万円〜25万円程度になる場合があります。送ってみないと正確なことは申し上げられないのが現状です。」露出計分の差額は3万円程度であろうと勝手に予測していたのですが、、、。そこまでしてM5を修復する方はどのぐらいおられるのか興味があるところです。

後日再記:2011年春からはM3〜M6は点検料金がかかるようになりました。レンズの点検も製造ナンバーで無料、有料を分けています。いずれも点検に関することは必ずご自身でライカジャパンにお問い合わせください。

後日再々記:現在はM型フィルムカメラの修理はすべてドイツ本国へ送るそうです。修理金額は国内料金と変わらないとのこと。

後日再々々記:2015年現在のM型修理はすべてドイツ送りでM2,M3,M4の修理金額は15万円になるそうです。この3年間で為替が大きく変化したためと思われます。

Camera: Leica M3
Lens: Carl Zeiss Planar T* 50mm F2 ZM
Film: FUJICOLOR SUPERIA X-TRA 400
Support: Hand-held
Flash: No


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