Nikon D600


散歩中に上った歩道橋からスカイツリーが真正面に見えました。徒歩だと様々な発見があります。

Nikon D600 はフルサイズデジタル一眼でありながらデジタル専用のレンズ(DXレンズ)を装着・撮影できる機能が備わっています(これをクロップと言い1.5倍の焦点距離が得られます)。つまりDX VR 18-200mmのデジタル専用のDXレンズがフルサイズのD600で使えるのです。上の画像もクロップ機能を利用して300mm相当の撮影となります。
初期設定の時点でDXレンズを装着すると自動的にDX用の枠が出るようになっていますので安心です。枠だけでは被写体の動きに気を撮られて分からなくなってしまうときがありますので設定変更でDX枠の外側を暗いグレーのブラインドフレームにすることができます。これがまた良くできていて完全に暗くならず左右上下の動きが見て取れる絶妙の暗さです。レンジファインダーのフレーム枠外をイメージしてもらえれば良いかと思います(ここまで書いてレンジファインダーのフレームを実際に覗いたことのある方の方が圧倒的に少ないのではと気づきました)。
ブラインドフレームの設定方法は、メニューボタン→鉛筆マークのカスタムメニューを選択→a4フォーカスポイント照明を選択→「しない」を選択してOKボタンを押す の手順です。
2月21日発表(3月発売予定)のNikon D7100にもこのクロップ機能が搭載されていました(ただしブラインドフレーム機能を持っているかは分かりません)。ニコンでは「『対DX1.3×クロップ』時には、51点のフォーカスポイントが画面全域を広くカバーし、極めて高い被写体捕捉性能を発揮します。」とアナウンスしておりデジタルレンズ専用機のD7100はこの機能を利用すると焦点距離は1.5×1.3=2倍相当となるため300mmのレンズを600mmとして使用できることになります。ニコンはすごい。


今度はマイクロレンズのAF-S DX Micro 40mm f2.8 Gをフルサイズ機D600に付けてクロップ撮影してみました(被写体は28-300mm VRレンズ)。

ニコンのすごいところはDX用レンズでもクロップ機能を手動解除してフルサイズ撮影ができてしまうところです(メニューボタン→撮像範囲→撮像範囲設定→「FX」を選択し詳細はD600取扱説明書のP91〜P93「撮像範囲を変更する」を参照ください)。
通常撮影では当然ケラレが生じますがこのDX用マイクロレンズの接写は四隅がケラレていません(マイクロ撮影ではクローズアップしたいのにこの画角ではあまり意味がありませんが)。
ニコンはすごい。


Camera: Nikon D600
Lens: AF-S NIKKOR VR 18-200mm f3.5-5.6 G ED
Lens: AF-S NIKKOR DX Micro 40mm f2.8 G
Support: Hand-held
Flash: No

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