オールドレンズ

私の所有するNikon W-NIKKOR 2.8cm f3.5は1957年頃に製造されたものと思われます。
Nikon S3にこのレンズをつけて撮影した写真を載せてみました。このレンズの凄いところは、1.繊細でありながらも力強い描写、2.湾曲がほとんど見られない、3.コーティング技術が高くない時代に反射光を見事に抑えている、という点です(当レンズは西大井のキィートスにてOHしています)。
昨今のカメラは不出来のレンズであってもはカメラ内ソフトで補正をしているので湾曲が気付きにくくなっています。しかし素の画像を見るとこんな物に数万円も支払ったのかと驚きます。
デジタルカメラの販売が曲がり角に来ている今、50年以上前のレンズを見習って良い製品を世に送り出してもらいたいと思います。

Camera: Nikon S3
Lens: W-NIKKOR.C 2.8cm f3.5
Film: Kodak 100
Film: FUJI NEOPAN 100 ACROS
Support: Hand-held
Flash: No
Scanner: at shop