Leica VS Canon


Camera: Leica M-E
Lens: Leica Summicron 50mm f2 (1995)
Support: Hand-held
Flash: No


Camera: Canon 7D
Lens: Canon EF 70-200mm f4 L IS USM
Support: Hand-held
Flash: No


両機のイメージセンサーは2009年に発売されたものであり画素数もそれぞれ1,800万画素です(M-EはM9を流用)。
しかしメーカーの考え方によりその味付けは見事に異なります。
両機ともRAW撮影した画像をライトルームで現像してみました。
この写真のハイライトは窓から漏れる室内光と十字架の反射なのでその光が両画像ともほぼ同じになるように現像しました。
その調整をするに従い建物や周りの風景が浮き上がってくる(あるいは沈んでゆく)のですがその色合いや解像感に違いが現れています。
7Dの撮影はズームレンズを使用し露出−1段、M-Eは単焦点レンズを使用しており撮影条件は異なります。
発売時期と画素数しか同じではありませんが現行機への買い替えの参考程度にはなるかもしれません。もちろん6年経過していても不満が無ければ継続使用です。

Canon 7Dの画像は色温度データーが3,350K(ケルビン)となっていました。これはかなり正確なオートホワイトバランス性能だと思います。
なぜなら500Wのタングステンランプは3,500K(ケルビン)、100W電球が2,500Kとされているからです。