文部科学省・科学技術・学術政策局原子力安全課

皆さんは放射能測定に関する質問の窓口は文部科学省だと知っていましたか? 私は知りませんでした。
仕事の都合で線量計を来週から使用することになりましたので、まず総務省に問い合わせましたところ文部科学省にかけ直してくださいとの事でした。
文部科学省・科学技術・学術政策局原子力安全課に質問した内容は以下の通りです。
私:「ニュースなどで一般的に語られる年間被ばく量の定義を教えてください。この計算方法は1時間あたりの放射線量が線量計に表示された場合、その数値を24時間掛けて更にそれを365日掛ける、という理解でよろしいですか。」
文:「はい、まさにその通りです。」
私:「でも、そのような単純計算では屋内に居る時間やその場所から移動して線量が低い場所に移動した場合を考慮していないので、この掛け算ではかなり大きな数値になりはしませんか。」
文:「はい、まさにその通りです。昨日のニュースでも関東の複数の市で年間被ばく量換算2ミリシーベルトを超える(自然界からの被ばく量は年間1ミリシーベルト)値と報道されましたが、先のお話の通り、計測時1時間あたりの数値×24×365して年間換算してしまいますので、実生活で受ける量とは異なります。」
私:「現実には考えにくい数値が報道されているのが現状ですか。」
文:「事実は事実として受け止めながらも定期的に計測しながら安全かそうでないかを判断すべきと考えます。特に小さなお子様がおられる親御さんのご心配はもっともなことだと思います。」