Nikon D600


D600で撮影しました。webの一部にD600でJPEG撮影するとオーバー気味との書き込みが見られることから自身で確認したところ確かにそのような傾向が見られました。よく見ると白いステッカーの一部や盗難防止用ワイヤーの一部が白とびしています。また、フレームの緑も見た目より明るく写っています。ただしMTBの後のグレーは適正露出の範疇です。
この程度の白とびは他のカメラでも同様です。Webにはネガティブで無責任な発言をする輩や使用したことも無いのにそれらの意見に追従する者がいます。賢者はそのような戯言に耳を貸すものではありません。

どの程度まで露出を調整すると白とびが解消されるのかテストしてみました。この画像に関しては露出調整ボタンでマイナス1段にすると白とびはすべて解消されました。
ただしアクティブDライティングの設定いかんによっても露出の結果は違ってくるでしょうからこの2枚の差はあくまで参考程度と考えてください。このときのアクティブDライティング設定は「強」でした。ニコンのアクティブDライティング機能はとても優秀なのでこの機能が備わっていないカメラに換えることは考えられなくなります。
白とびは肉眼で見ている場合にも当然あるわけでカタログ用の撮影でもない限り部分的な白とびは許容範囲だと思います。明るめの写真が好まれる最近の傾向からすると特に露出調整は考えなくてもよいのかも知れません。
気になる人は露出調整の±ボタンで自分好みの露出を見つけましょう。
それにしても1枚の画像で10MBというのは以前から考えると大変な時代になったものです。2004年頃のD70時代は1画像が2MB程度でしたから。

Camera: Nikon D600
Lens: AF-S NIKKOR 50mm f1.4G
Support: Hand-held
Flash: No
Photography place: Utsunomiya,Tochigi