有効求人倍率

「(最新の調査で)都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)は、愛知県が1.93倍で最も高く、東京は1.62倍だった。」(「yahoo!経済ニュース」より)
写真はある大学のアルバイト募集掲示板です。カメラに収まりきらないほどびっしりと求人情報が貼られています。すれ違いざま、学生の会話からは「みずほ」「野村」「第一生命」などの言葉が出てきてびっくり。きっと就職活動中の3年生なのでしょうが、昨年までの『氷河期』はどこへやらといった変わりようです。
しかし、毎度言われていることですが求人が1.0を大きく下回っている県はいくらでもあり、加えて既存社員の給与が一向に上がらないのも現実です。

有効求人倍率とは、ハローワーク(職安)に登録された有効求人数を有効求職者数で割った数値のことをいう。有効求人倍率は、完全失業率と並び日本を代表する雇用統計である。「有効」の意味は、求人・求職ともに、職業安定所が受付を行なった翌々月末までを「有効」とするためである。新規に学校を卒業するいわゆる「新卒者」に対する求人と求職はこの統計には含まない。有効求人倍率が1を超えた場合、求職に対して求人が多いことを指し、労働市場が逼迫していることを意味する。(Copyright(C)2004 ハローワークのゐろは職安求人情報 All Rights Reserved より)

「有効求人倍率は、全国のハローワークにおける求人と求職の関係にて算出される。募集時における雇用の期間については、パートタイマー等半年以上の中期的募集はあるが短期のアルバイトはない。したがって、有効求人倍率にアルバイトは含まれない。」(ハローワーク職員談)