東京タワー

朝日新聞の夕刊で「この50年間にタワーを見上げ、タワーに見守られた人々の物語を紹介する」連載が目にとまりました(『ニッポン人脈記』)。


Camera: Nikon S2
Lens: W-NIKKOR.C 3.5cm f2.5
Film: Kodak Professional BW400CN
Support: Hand-held
Flash: No


このNikon S2の発売が1954年12月、その4年後の1958年12月23日に東京タワーが開業しました。現在のテレビ局各社がインターネットや携帯電話の普及により打撃を受けている現実を「平成の黒船」とすれば、当時の新聞各社にとってテレビ放送と受像機の普及はまさに「昭和の黒船」であったと思われます。東京タワーの出現時期に新聞の役割と今後の普及について当時はどのような報道ならびに論調であったのかを新聞社自身が今一度振り返ってみてはいかがでしょう(連載には期待しています)。ところで、同紙夕刊の『素粒子』は相変わらず品がありませんなー。このような書き方で読者が溜飲を下げると思っているのだとしたら読者を相当なめていますね。