国会中継

車で移動中、国会中継をラジオで聞いていました。
野党議員から「TPP交渉において(米その他)農産物主要五品目は聖域という認識でよろしいですね。」と質問された甘利経済再生担当相は「主要五品目を聖域としたのは(自民)党の判断であり、政府が主要五品目を聖域と申し上げたことは無い。」
思わず刈り取りの終わった田んぼに落ちそうになりました。
確かに先の選挙では農家の皆さんは「自民党の公約」に一票を投じたのであって、その後に組閣される「内閣」とそれに付属する行政機関(執行機関)に投票したわけではないのだから選挙公約違反ではない、という理屈なのでしょう。
この理屈が一般社会や会社で通用するのなら私も使ってみたいものです。
衆参のねじれが解消した今、ニュースでも「政府自民党は、、、」となっており「政府=自民党」は間違いないでしょう。

そんな甘利明氏のホームページ「衆議院議員 甘利明 公式サイト」には以下のように書かれています。
ポピュリズムに走らない覚悟と信念とビジョンで、 プロフェッショナルな政治家としてメッセージを発信し続けます。」
どうぞご自由に。

(populism)
「人民主義」のことであり、「ナショナリズム国民主義)」に対する用語。国家権力の正統性が、ネーション(国概念)に囚われないピープル?(人民)にあるというもの。ラテン語の「populus(ポピュラス、人民、民衆)」に由来し、民衆の利益が政治に反映されるべきという政治的立場を指す。国全体を慮らない人気取りの意味で使われることもある。(以上、hatenaキーワードより)