葛飾北斎


千葉県いすみ市の飯縄寺(いづなでら)へ立ち寄りました。
808年から続く寺でこの本堂は1797年に再建されたそうです。

本堂の中には欄間彫刻の天才といわれる武志伊八郎信義(初代伊八)の作が掲げられています。これらは伊八壮年期の最高傑作のひとつとされているそうです。
天井には葛飾北斎の師匠である三台目堤等琳の作による墨絵龍が描かれています(写真にはありませんが)。
この二人の関係から北斎は初代伊八の「波と飛龍」を参考に「神奈川沖浪裏」を描いたといわれています。

「神奈川沖浪裏」の構図は行元寺の彫刻が最も近いといわれているそうです。
下の地図で分かる通り初代伊八の彫刻はいくつかの寺で見る事ができます。


Camera: OLYMPUS E-M1
Lens: OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm f2.8 PRO
Support: Hand-held
Flash: No