Canon 7D


「イメージモンスター」という衝撃的キャッチコピーでCanon 7Dは2009年に発売されました(上記画像は2012年のファームウェアのアップデート告知です)。
7Dのカタログには「15万回のレリーズ耐久」と記載されており当時最速の8コマ/秒という正にモンスター級の連写性能であったため、飛びものや鉄道、レース、あるいは子供の運動会を撮影するため屋外で酷使された個体が多い機種です。
縁あって我が家に来た7Dはどうでしょう。新品で購入した時期は2011年ということはわかっていました。キャノンに出向き専用ソフトでレリーズ回数を調べてもらったところ「お客様、このカメラのレリーズは僅か1,500回です」とのこと。私が撮影した枚数は500枚程ですから前の持ち主は1,000回程度しかレリーズしていない事になります。確かに外観もキズひとつ見当たらずキャノンサービスも「ここまできれいな個体は珍しい」と言っていました。
以前の持ち主はこれを購入してからどの様に扱っていたのか謎ですがあと14万回以上は自分で撮影できる事がわかりました。

現在この個体はローパス清掃と撮像素子のドット欠け補正のためキャノン銀座に預けてあります。