フィルム/デジタル 比較

今やフィルム撮影が良いとかデジタル画像の方が優れているとかそのような議論をする時代ではなくなりました。
2000年から2010年までのカメラ雑誌のバックナンバーを読み返すと両者の比較論は滑稽であり微笑ましささえ感じられます。
そのような理論展開をしていたプロや職業写真家も「様々な事情」から今はデジタルを使用している様です。彼らの言葉に一喜一憂した方や振り回された方にはご苦労様と申し上げましょう。
東松照明(とうまつしょうめい)氏の様に「もうフィルムには戻れないし戻るつもりも無い」と早くから公言していた方も居られますし、柴田三雄(しばたみつお)氏のように12年前に刊行した「ラピタ増刊 S型ニコン伝説」(2000年5月31日発行)で紙面の大半をNikon D1で撮影した方も居られます。



Camera: Nikon F100
Lens: VR70-300
Film: FUJI RDP3
Scanner: at shop


Camera: Nikon D300
Lens: VR18-200


Camera: Nikon F100
Lens: VR70-300
Film: FUJI RDP3
Scanner: at shop


Camera: Nikon D300
Lens: VR18-200


Nikon F100 に VR 70-300 を付けるとこんな感じです。
隣はNikon S に3.5cm f2.5 を付けています。
上の花の比較画像では紫色がそれぞれ違います。スキャンした機器の影響と思われます。ノーリツの機器でスキャンしているはずなのでこれがコダックのフィルムだったらデジタルに近い紫色が出たのかもしれません。